“おっぱい番長”として人気の経絡整体師・朝井麗華さんいわく、「“心とバストはつながっている”と言っても、ピンとこないかもしれません。でも実際、サロンを訪れる女性たちには、心も元気のない方がとても多いのです」。バストに悩みを抱えているから？ どうやらそれだけではないようです。「自らのボディを見つめ直すきっかけにして欲しい」と話す年4回のブラフィッティングについてもお話を聞きました。

憂うつなその気分、バスト周りの硬さが原因かもしれません

考えたこともないかもしれませんが「なんだか最近、気持ちが落ち込む」は、もしかしたら、バスト周りの筋肉の硬さからきているかもしれません。実際、このバストとマインドのつながりについて私が気づきを得たきっかけは、バストにお悩みを抱えていらっしゃる方の中に、心が傷ついている方が多くいらしたことでした。しかも、ご自身ではその事実に気づいていないことも多く、お話をうかがっていく中で記憶を辿ってみるとハッとすることが多々あるのです。

でも、発想を逆転してみてください。バストケアで気の材料となる呼吸の量を増やすことができれば、気持ちまで晴れやかになれる可能性があるということ！そしてもちろん、凝り固まった呼吸筋が緩めば、本来あるべきバストの位置や形にも近づくことができます。

合ったサイズのブラジャーを正しく着けることも、大切なバストケア

バストケアと同時に、自分に合ったサイズのブラジャーを正しく着けることも大切です。例えばアンダーが小さ過ぎるブラジャーや、ワイヤーやカップの形状が合っていないブラジャーを着けていたら、苦しくて呼吸しにくいですよね。また、肩ひもがずり落ちやすかったり、生地がへたってヨレヨレになっていたり、そんな着けごこちの悪さが、快適な呼吸を妨げることもあるでしょう。

女性の体は、年齢だけでなく、生理前後などひと月の周期の中でも、日々の暮らしの中でも刻々と変化しています。“おっぱい番長”と呼ばれている私としては、そんな変化ごとにブラジャーを揃えて、着け替えて欲しいところですが……少なくとも年4回、きちんとプロによるフィッティングを受けて、自分に合ったブラジャーを見直しましょう。