着物や浴衣を着るときに「どんなブラジャーを着用すればよいのか?」と、疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
和装は洋服とは異なり、胸元をなだらかなシルエットに整えることで、より美しい着姿になります。そのため、通常のブラジャーでは着物のラインが崩れてしまうこともあります。
この記事では、和装ブラジャーの役割やメリット、選び方、和装ブラジャーの代わりとして使いやすいおすすめのブラジャーも紹介します。
和装ブラジャーとは、着物や浴衣を美しく着るために胸元のシルエットを整える下着を指します。
着物は、洋服のように体の凹凸を強調するよりも、胸元や背中がすっきりした「筒状」のシルエットが美しいとされています。そのため、普段のブラジャーでバストを持ち上げると、胸元がもたついたり襟元が浮いたりして、着崩れの原因になりかねません。
和装ブラジャーは、こうした和装ならではの悩みに対応するアイテムです。
振袖や訪問着はもちろん、浴衣を着るときにも使いやすく、和装をきれいに着こなしたい方に役立つ下着といえるでしょう。
和装ブラジャーを着用する主なメリットは、以下の4つです。
まず、胸元をなだらかに整えられる点です。
洋服用のブラジャーは、バストを高くまるく見せるように作られていますが、着物ではその立体感がかえって不自然に見えてしまうかもしれません。
和装ブラジャーは胸をやさしくおさえ、ふくらみを目立ちにくくし、着物に合うすっきりとしたシルエットを作りやすくなります。
特に胸が大きめの方は、胸元のボリュームを自然に整えると、全体の着姿がきれいに見えやすくなるでしょう。
襟元の着崩れを防ぎやすいのも、和装ブラジャーのメリットです。
胸元にふくらみがあると、長襦袢や着物の襟が浮きやすくなり、きれいに合わせたはずの襟元が崩れてしまうことがあります。和装ブラジャーを使って胸元をなだらかに整えると、襟が体に沿いやすくなり、すっきりとした着姿を保ちやすくなるでしょう。
特に振袖や訪問着など、きちんと感が求められる和装では、襟元の美しさが全体の印象を左右しやすいため、和装ブラジャーの効果を実感しやすいでしょう。
快適に過ごしやすいよう工夫されている点も、和装ブラジャーの魅力といえるでしょう。
一般的なワイヤー入りブラジャーは、着物のひもや帯で体が圧迫されたときに、ワイヤーがくいこんで苦しく感じることがあります。
一方、和装ブラジャーは、胸をおさえつつも締めつけすぎにくく、長時間の着用でも比較的快適に過ごしやすいのが特徴です。
浴衣だけでなく、振袖や訪問着など幅広い和装に使えるのもメリットです。
「浴衣のときだけ着用するのかな?」と思われがちですが、実際には成人式の振袖や卒業式の袴、結婚式で着る和装など、さまざまな場面で活躍します。
一枚持っておけば、季節のイベントから特別な日の装いまで使いやすく、和装を着る機会がある方にとって便利なアイテムといえるでしょう。
結論からいうと、一般的なブラジャーは和装ブラジャーの代わりとしてはあまり向いていません。
洋服用のブラジャーは、バストを高く見せるように作られているものが多く、着物が理想とするなだらかで直線的なシルエットとは相性がよくないためです。
また、ワイヤー入りのブラジャーは、着物のひもや帯で体が締まったときにくいこみやすく、苦しさにつながることもあるでしょう。
どうしても和装ブラジャーが手元にない場合は、ノンワイヤーブラやナイトブラ、カップ付きインナーなど、胸元を強調しにくいシンプルな下着で代用できる場合もあります。
和装に合うブラジャーを選ぶ際に、確認したいポイントを紹介します。
まず、胸元をなだらかに整えるブラジャーを選びましょう。
バストを持ち上げて強調するタイプではなく、やさしく押さえてフラットなシルエットに近づける設計のものが向いています。
また、長時間着用することを考えて、快適性とのバランスも重要です。
伸縮性のある素材で体にフィットするものを選ぶと、動きやすく快適に過ごしやすくなります。
肌ざわりや吸湿性のよい素材を選ぶことも大切です。
綿混素材などやわらかい生地は、汗をかきやすい場面でも快適に着用しやすいでしょう。
また、伸縮性のある素材を使用したものは体にフィットしやすく、着物の下でも動きやすいのが特徴です。
長時間着用する予定がある場合は、素材の快適さもチェックしておきましょう。
和装に合わせるブラジャーは、装飾の少ないシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。
レースやリボン、ビジューなどの装飾が多いデザインは、着物の下で凹凸が出やすく、ラインがひびく原因になることがあります。
また、帯やひもで締めたときに装飾部分が肌に当たって違和感を感じることもあるでしょう。
そのため、表面がフラットなシンプルなデザインのブラジャーを選ぶと、着物のシルエットをきれいに保ちやすくなります。
着用する季節に合わせて選ぶのもポイントです。
たとえば、浴衣を着る夏場は汗をかきやすいため、薄手で通気性のよい素材を選ぶと快適に過ごしやすくなります。
一方で、成人式や卒業式など冬のイベントでは、やや厚みのある素材のほうが安心感を得られるかもしれません。
季節や着用シーンに合わせて、素材や厚みをチェックしておくとよいでしょう。
着物や浴衣から透けにくい色のブラジャーを選ぶのも大切です。
特に淡い色の着物や薄手の浴衣では、濃い色の下着が透けてしまうことがあります。
ベージュや肌に近い色、または白系のカラーを選ぶと透けにくく、安心して着用しやすいでしょう。
ブラジャーの縫い目や凹凸が目立たないかも、チェックしておきたいポイントです。
厚みのある縫い目や装飾があると、着物の下でラインが浮き出てしまうことがあります。
シームレス仕様をはじめ、表面がフラットなデザインを選ぶと、着物のシルエットをきれいに保ちやすくなるでしょう。
和装は重ね着をするため、意外と熱がこもりやすいものです。そのため、通気性のよいブラジャーを選ぶとよいでしょう。
通気性の高い素材やメッシュ構造のものを選ぶと、汗をかいても蒸れにくく、長時間の着用でも快適に過ごしやすくなります。
特に夏祭りや花火大会で浴衣を着る場合は、通気性のよさを意識して選んでみてください。
和装ブラジャーが手元にない場合でも、胸元を強調しにくいシンプルなブラジャーであれば代用できる場合があります。
ここでは、トリンプでおすすめの和装ブラジャーの代わりとして使いやすいおすすめのブラジャーを紹介します。
価格:¥ 4,180〜(税込)
オーガニックコットンを55%使用した、ナチュラルな風合いのハーフトップブラです。無縫製タイプで生地端が切りっぱなし仕様になっており、凹凸が少ないためアウターにひびきにくいのが特徴です。
ノンワイヤー設計で締めつけ感が少なく、リラックスした着けごこちを得られます。吸水速乾機能も備えているため、汗をかきやすい浴衣シーンなどでも快適に着用しやすいでしょう。
価格:¥ 4,290(税込)
胸をやさしく包み込むノンワイヤータイプで、リラックスした着けごこちが魅力のブラジャーです。
天然保湿成分のスクワランをレーヨンに練りこんだ素材を使用しており、なめらかな肌ざわりも特徴。身生地には伸縮性のあるベア天竺素材を採用し、体にやさしくフィットします。
また、襟ぐりやアンダー部分のレースは生地の上に重ねた設計で、肌に当たりにくい仕様です。
価格:¥ 5,280 〜(税込)
伸縮性に優れたソフトな素材を使用した、肌にやさしい着けごこちのブラです。
フロント部分のクロス設計がバストをやさしく整え、美しいシルエットをキープ。さらにクロスの作用により、バストが左右に流れにくい構造になっています。
ワイヤーがないため圧迫感が少なく、胸元を自然に整えやすいことから、和装ブラジャーの代わりとしても取り入れやすいアイテムです。
和装のシルエットに合った下着を選ぶことで、着物姿はより美しく整います。
今回紹介した選び方やアイテムを参考に、自分に合ったブラジャーを見つけて、和装をより快適に楽しんでみてください。