本記事はブラジャーを捨てるのがもったいないと考えている方に向けて、ブラジャーの捨て方や買い替えの目安、再利用方法について解説しています。長く愛用できるおすすめのブラジャーもご紹介していますので、ブラジャーを捨てるタイミングにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
お気に入りのブラジャーをなかなか捨てられず、買い替えのタイミングに悩む方も少なくありません。
複数の調査によるとブラジャーを「1年以内に1回買い替える」という方は全体の50%以上を占めています。
ブラジャーは見た目に大きな変化や破損がないと、なかなか「買い替えのタイミング」がわかりにくいものですが、目に見えない部分が劣化していたり、体型の変化とともに合わなくなっていたりすることも少なくありません。
特に、ブラジャーは日々の動作・皮脂や汗・洗濯によって少しずつ機能性が低下していきます。
後述の買い替えサインを参考に、見た目だけでなく「着けごこち」や「フィット感」にも意識を向けてみましょう。
つい「まだ着られるかも」と処分のタイミングを先延ばしにしがちなブラジャーですが、目に見える傷みだけでなく、ブラジャーの機能性が落ちているサインを見逃してしまうと、バストシルエットなどに影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、ブラジャーの買い替えを検討すべき明確なサインをご紹介します。
ワイヤー入りのブラジャーの場合、ワイヤーが折れていたり、生地から飛び出していたりすると、バストを支える力が大きく低下している可能性があります。
着けごこちが悪くなるだけでなく、バストラインが崩れる原因にもなりかねません。
また、動くたびにワイヤーが刺さってしまう危険もあるため、安全面でも使用を続けるのは避けましょう。
ワイヤーの変形をチェックしたいときは、以下の方法を試してみてください。
このとき、机部分についているワイヤー部分が不自然に浮いていたり、左右でカップの高さが異なるように見える場合は、ワイヤーが歪んでいる可能性が高いです。
毎日身につけるものだからこそ、こまめにチェックするのが大切です。
ブラジャーの色あせや毛羽立ちが目立ってきたら、それは買い替えのサインかもしれません。
洗濯を繰り返すうちに、ブラの生地が色あせたり、毛羽立ちや毛玉が目立ったりしてきたら、それは劣化の証拠です。
また、生地が傷んでくるとホールド力や伸縮性が落ちて、バストをしっかり支えられなくなってしまうことがあります。
色あせを確認したいときは、買った当初の写真や商品画像と比較する方法があります。
比べてみて、明らかに色が変わっていたり薄いと感じるようであれば、買い替えを検討しましょう。
以前はフィットしていたのに、最近カップが浮く・隙間ができると感じる場合、以下のような原因が考えられます。
体型の変化によって合わなくなっている場合は、ブラジャーの買い替えだけでなく、専門のスタッフによるフィッティングサービスを受けることも検討しましょう。
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「着けていて疲れる」「以前よりズレやすい」と感じるときは、見た目ではわからなくても、アンダー部分やストラップが伸びていたり、カップの劣化が進んでいることがあります。
快適な着けごこちは、日常生活のパフォーマンスにも関わるため、違和感を放置せず買い替えを検討しましょう。
ストラップがすぐにずれ落ちてくると感じる際は、まずストラップの調節を行いましょう。
それでも頻繁に落ちてきてしまう場合は、ストラップのゴムが伸びていたり、アジャスターの固定力が弱まっている可能性があります。
ストラップがしっかり機能していないと、肩への負担が増えたり、バストを正しい位置で支える力が弱くなったりすることもあるため注意が必要です。
もしお手持ちのブラがストラップ交換可能なタイプであれば、新しいストラップに取り替えることで、まだ快適に使えることもあります。
ただし、本体自体の劣化も進んでいる場合は買い替えを検討するタイミングかもしれません。
長期間の着用や洗濯によってアンダー部分が伸び、腕を上げたときにブラが一緒にずれ上がってしまうことがあります。
この状態はフィット感が失われている証拠で、バストを支える力も弱くなっているため、こちらも買い替えの目安になります。
動くたびにバストが脇に流れてしまうときは、ブラが正しく支えられていない状態です。
カップの容量が合っていなかったり、アンダーがゆるんでいることが原因として考えられます。
放置するとバストの形崩れの原因にもなるため、早めに見直しましょう。
身につけるものにはエネルギーが宿ると考えられており、特に肌に密着するブラジャーは、自分の気分や運気にも影響を与えるとする見方があるようです。
ここでは、スピリチュアル的な観点から「ブラを手放すタイミング」についてご紹介します。
以前はぴったりだったブラが急に合わなく感じたとき、それは体型だけでなく、あなた自身の「変化の兆し」かもしれません。
新しいライフステージに進むタイミングなどで、自分にフィットするものを考え直すこともブラジャーを手放す一つのタイミングと言えます。
「昔は気に入っていたのに、最近は着けてもワクワクしない」というときは、ブラのデザインや色が今のあなたの感性に合っていない可能性があります。
下着は毎日の気分を左右するアイテムという方も少なくないため、今の自分に合ったものを選ぶことで、内面からの美しさも引き出されると考えられるようです。
特に思い入れが強かったブラや、過去の思い出が詰まった下着を長く使っていると、エネルギーが停滞してしまうこともあるといわれます。
もし最近ついていないことが多い、なんとなく気分が晴れないという場合は、思いきってブラを新調し、気分を一新してみるのも一つの方法ではないでしょうか。
お気に入りのブラジャーはできるだけ長く愛用したいものですが、正しいお手入れをしないと、型崩れやワイヤーの変形、レースのほつれなどが起き、思ったより早く寿命を迎えてしまうこともあります。
ここでは、ブラジャーの寿命をできるだけ延ばすために知っておきたい「洗い方・干し方・収納方法」のポイントを詳しくご紹介します。
基本的にブラジャーは手洗いするのがおすすめです。
ブラジャーにはレースなどの繊細な素材が多く使用されているため、洗濯機で洗うとレース部分がほつれてしまったり、ワイヤーが曲がってしまう可能性があります。
以下の方法で正しく手洗いしましょう。
やむを得ず洗濯機を使う場合は必ずネットに入れ、弱洗いコースやドライコースなどに設定しましょう。
ここからは具体的な手洗いの方法をご紹介します。
事前準備として、パッドを外し、ブラジャーのホックを留めておきます。
色の濃いものと薄いものがある場合、色移り防止のため、別々に分けて洗いましょう。
1:用意した洗面器にぬるま湯をはり、中性洗剤を溶かす
お湯が熱すぎると生地が傷んだり、冷たすぎると皮脂汚れが落ちづらくなるため、35℃程度のぬるま湯に中性洗剤を溶かしましょう。
2:ブラジャーをふり洗いする
洗剤を溶かしたぬるま湯の中で、ブラジャーをやさしくふり洗いします。
ゴシゴシ洗ったりこすり洗いをすると生地が傷む原因になるため、注意しましょう。
汚れが気になる部分がある場合は、指の腹でやさしく押し洗いするのがポイントです。
ブラジャーの洗濯に使用するのは中性洗剤がおすすめです。
一般的な衣料用洗剤は「弱アルカリ性」ですが、皮脂やタンパク質汚れをしっかり落とせる反面、繊細な素材が多いブラジャーには刺激が強すぎることもあります。
中性洗剤は弱アルカリ性と比較すると洗浄力がややマイルドですが、そのぶん生地へのダメージが少なく、ブラジャーをやさしく洗いあげることができます。
中でも「ランジェリー用」や「おしゃれ着用」と明記されているものを選ぶと安心です。
ブラジャーが洗えたら、しっかりとすすぎます。
洗剤成分が残っていると、生地の劣化や肌トラブルの原因になるため、洗面器の水を何度か替えながら、泡が出なくなるまで丁寧にすすぎましょう。
脱水は洗濯機を使わず、タオルドライが基本です。
ブラジャーを清潔なタオルで包み、軽く押すようにして水気を吸い取ります。
絞る・ねじるといった行為はカップの型崩れやワイヤーの歪みにつながるため避けましょう。
ブラジャーの洗い方はこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
しっかりとタオルドライしたら、形を整えてからブラジャーを干します。
おすすめの干し方は、ブラジャーを逆さまにして、アンダーのワイヤー部分を洗濯バサミで挟む方法です。
こうすることで、カップの形を保ちつつ、自然な状態で乾かすことができます。
肩ひもをハンガーにかけて干すと、水分の重みで肩ひもが伸びてしまう恐れがあるため注意が必要です。
直射日光は色あせや素材の劣化を引き起こすため、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。
ブラジャーの干し方はこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
洗濯後はホックを留め、カップの形を整えてから収納します。
折りたたむと型崩れの原因になるため、そのまま収納ケースやタンスへ入れましょう。
詰め込みすぎは型崩れの原因になるため、ゆとりのあるスペースに収納しましょう。
ブラジャーの収納方法はこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ブラジャーはワイヤーや金具、レース装飾など、さまざまな素材が使われているため、捨て方には注意が必要です。
ここからはブラジャーを捨てる際のポイントについて詳しく解説します。
ブラジャーは複数のパーツで構成されています。
自治体によって設けられているルールが違うため、事前に分別の確認をしておきましょう。
代表的なブラジャーの構成パーツは以下の通りです。
ワイヤー、ホック、アジャスターに金属が使用されていることが多いため、ブラジャーを捨てる際は、まず上記の金属部分を取り除きましょう。
カップの下部の縫い目に沿ってハサミで切り込みを入れると、内蔵されているワイヤーを引き抜くことができます。
怪我を防ぐため、先端が飛び出している場合は折り曲げるか、布に包んで処理すると安心です。
ホックは生地と一体化しているため、ホック部分のみ切り取ります。金属が目立たない場合でも、念のためチェックしましょう。
ストラップ部分についているアジャスター(金具やプラスチック)は、ハサミで切り離しておきます。
ものによって使われている素材が違うため、確認のうえ分別しましょう。
金属類を外したあとは、残った布やスポンジ類を処分していきます。
ストラップやカップは主にポリエステルやナイロンなどの合成繊維でできているため、可燃ごみとして捨てられることが多いです。
ただし、ゴムが含まれている場合は指定ごみになることもあるので、自治体のルールを確認してください。
パッドは厚みがあるため、細かくカットしてから自治体のルールに従って処分しましょう。
リボン・レース・ビジューなどの装飾は、可能なものは取り外し、分別して処分しましょう。
ブラジャーを処分するとき「ごみ袋を開けたときに見えるのがなんとなく恥ずかしい」と感じる方も少なくありません。
以下のような方法で、周囲への配慮もしながら処分するのがおすすめです。
カットして分別したあとは、特に気にならなければ通常のごみ袋にそのまま入れても問題ありません。
不透明な袋や新聞紙・包装紙などに包んでからごみ袋に入れることで、下着が見えないようにすることができ、プライバシー保護や衛生面の配慮にもつながります。
ハサミでカップやストラップを小さく切り、原形がわからない状態にしてから捨てる方法です。
「誰にも見られたくない」という方には、最も安心できる方法といえるでしょう。
ブラジャーの捨て方はこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
使い古したブラジャーでも、工夫次第で別の用途に生まれ変わらせることが可能です。
ブラジャーを捨てずに再活用・再利用するためのアイデアをご紹介します。
カップ部分に使用されているウレタン素材は、以下のような方法で再活用してみましょう。
繊細で美しいブラジャーのレース部分は、手芸やハンドメイドのアクセントとして活用するのもおすすめです。
ハンドメイド初心者の方でも、レースの美しさを活かすことで簡単におしゃれなアイテムを作ることができます。
状態が良好なブラジャーであれば、捨てるのではなく寄付という形で再利用されるケースもあります。
実際に寄付を受け付けている団体やプロジェクトでは、条件が設けられていることもあります。
寄付を検討する際は事前に受け入れ団体のガイドラインをよく確認し、丁寧に梱包して送るようにしましょう。
下着販売店によっては、不要になった下着の回収を定期的におこなっていることもあります。
回収されたブラジャーはさまざまな形でリサイクルされるため、地球にやさしく、サステナブルな取り組みです。
ここからは快適な着けごこちながら適切なお手入れをすることで長く愛用できるブラジャーをご紹介します。
※記事に掲載されている商品価格はセールなどにより価格が変更になる場合がございます。正確な商品価格は商品詳細ページからご確認ください。
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本記事はブラジャーの買い替えタイミングや長持ちさせるためのお手入れ方法、長く愛用できるおすすめのブラジャーについてご紹介しました。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。