女性向け！下着やパンツが臭いのはなぜ？取れないニオイの原因と対策方法まとめ

本記事では下着やショーツの臭いについて解説します。下着についてしまう臭いの原因や予防方法、洗濯方法についても紹介しています。臭いに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

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• 下着が臭い原因とは
• 下着の素材と臭いの関係
• 下着の臭いを防ぐための予防方法
• 洗っても取れない下着の臭いの正体
• 自宅でできる下着の臭いを取る方法
• コインランドリーでできる下着の臭いを取る方法
• 毎日を快適にする消臭機能付きの下着・インナー
• 下着の嫌な臭い問題を解決して毎日をもっと快適に

下着が臭い原因とは

毎日洗濯しているのに、下着の臭いが取れないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

最初は気にならなくても着ているうちに汗の臭いが気になってしまうなど、下着から漂う臭いの原因を解説します。

日常生活で蓄積される汗や皮脂の臭い

下着が臭う主な原因は、下着に付着した日常生活での汗や皮脂になります。特に下着は肌に直接触れるため、汗や皮脂がつきやすいものです。

普段通りの洗濯だけでは、表面の汗や皮脂は洗い落とせていても、下着の繊維まで入り込んでしまったものは落としきれないことがあります。洗い落とせなかった汗や皮脂からは雑菌が増殖し、悪臭の原因になります。

デリケートゾーンから発生する臭い

下着の中でも特に臭いが気になるショーツは、汗や皮脂だけでなく尿やおりもの、生理時の経血も臭いの原因になります。

また、デリケートゾーンは蒸れて湿度が高い状態であるため、雑菌が増えやすい環境になっています。

そのため、洗濯による洗い落としがあると徐々に汚れが蓄積され、更に雑菌が増えていくため、悪臭が発生しやすくなってしまいます。

ショーツからアンモニア臭がするのはなぜか

ショーツからアンモニア臭がする原因は、排出した尿の一部がデリケートゾーンに残った状態でショーツを穿くことにより、ショーツに尿が付着してしまうことにあります。

特に40代以降になってくると、体型の変化とともに大陰唇と言われる、外陰部の左右一対の脂肪組織に富んだ皮膚の部分が垂れてくるようです。

この大陰唇が垂れて接した状態で尿を排出してしまうと、膣の中に尿が入ってしまうこともあるようです。

また、40代になると女性ホルモンも低下していきます。女性ホルモンであるエストロゲンの不足と膣内に入った尿の2つの原因が重なって、アンモニア臭が強くなってしまうようです。
参照：女性生殖器の解剖

下着の素材と臭いの関係

下着の臭いの原因には、素材との関係もあるとされています。

なぜ下着にポリエステル素材が使われるのか

多くの下着にポリエステルが使用されている理由として、ポリエステルは速乾性が高く、汗をかいてもすぐに乾き、肌へのストレスを軽減できるためです。

また、ポリエステルは耐久性が高く、繰り返し洗濯をしても長持ちするため、下着との相性が良いとされています。シワもできにくく、縮みにくい機能性があるため、下着によく使用されています。

ポリエステルが臭いやすい理由

ポリエステルは速乾性がある反面、吸湿性は低く蒸れやすいため、臭いがこもってしまうと考えられます。

また、油やタンパク質と馴染みやすく、皮脂や汚れを付着しやすい素材でもあります。

そのため、洗濯でも皮脂や汚れが洗い落としにくく、洗い落とせなかった皮脂によって雑菌が増殖し悪臭の原因になってしまいます。

下着の臭いを防ぐための予防方法

下着の嫌な臭いを防ぐためにも、汚れがつきにくくする工夫が重要です。

また、デリケートゾーンを綺麗な環境に保つことも大切です。

ここからは蒸れを防ぐ方法や洗濯方法、デリケートゾーンを清潔に保つ方法を紹介していきます。

日中の蒸れを防ぐ工夫

蒸れを防ぐ方法としては、下着の素材選びが重要です。

下着にはポリエステルが多く使用されていますが、ポリエステルは臭いの原因である皮脂を付着させやすい性質があります。また、吸湿性が低いため蒸れやすいのも特徴です。

蒸れにくい素材としては、天然素材であるコットンやシルクがおすすめです。シルクやコットンは吸湿性が高く、湿気を逃す性質があるため、臭いが気になる方は素材選びから見直してみましょう。

また、おりものが気になるときや、生理時にはサニタリーショーツを選ぶようにしましょう。

サニタリーショーツは、生理中に快適に過ごせるように工夫されたショーツで、透湿性に優れているため、蒸れにくいのも特徴です。汚れが付着しても洗い落としやすくなっているため、清潔に保つことができます。

蒸れが気になる方には、以下のようなポイントをおすすめしています。

1. 身生地全体が綿100％や綿混、マチ部分が綿100％のショーツを選ぶこと
2. ややゆとりのあるデザインや、いつもよりワンサイズ上のショーツを選ぶこと
3. パンティライナーの使用も検討すること

特にトリンプのショーツは、マチ部分が綿100％の設計になっている商品もあり、肌あたりがやさしく、通気性も良いため、多くのお客様にご好評いただいています。さらに、生地面が綿100％のショーツは伸縮が少ない分、締めつけ感を軽減するゆったり設計とも相性がよく、上記の2のポイントも自然とカバーできます。

デリケートゾーンを清潔に保つ

臭いの防止には、デリケートゾーンを清潔に保つのも1つの方法です。

デリケートゾーンは湿度が高く、蒸れやすい状態です。また、尿や汚れも付着しやすく、蓄積すると炎症や臭いの原因になってしまうと言われています。

デリケートゾーンの皮膚は薄いため、ぬるま湯で洗いましょう。基本的にはぬるま湯だけでも十分ですが、必要に応じてソープを使用して洗いましょう。ソープを使用する場合は、弱酸性で肌に優しいタイプを使用しましょう。

膣内は酸性に保たれており、雑菌が増えにくい環境になっていますが、洗浄力が高いソープを使用してしまうと、雑菌を退治する成分も一緒に洗い流してしまうため、注意が必要です。

洗い方・干し方の見直し

生乾きや洗濯物を長時間放置してしまっていることも、臭いの原因になります。

皮脂や汗は長時間放置していると、雑菌が増え、洗濯をしても洗い落とせなくなってしまいます。特に夏場は汗をかきやすいため、下着は毎日洗うようにしましょう。

また、洗濯を干すときにも工夫が必要です。生乾きは悪臭の原因になります。部屋干しや暗い場所で干してしまうとなかなか洗濯物が乾かず、逆に湿った状態が長く続くと雑菌が増えやすい環境になってしまうため注意が必要です。

そのため、下着を干すときは風通しが良い場所を選ぶようにしましょう。部屋干しの場合でも、エアコンや除湿機・浴室乾燥機などを使用し、なるべく早く乾かせるよう工夫しましょう。

洗っても取れない下着の臭いの正体

洗濯をしても下着の臭いが取れない原因は、皮脂や汗が繊維の奥まで浸透してしまい、洗い落とせずに蓄積することにあります。また、洗い落とせなかった皮脂をエサにして雑菌が増えていき、臭いが徐々に強くなってしまいます。

特にショーツは、皮脂や汗だけでなく、尿や生理時の経血の汚れもプラスして付着しやすくなります。また、洗い落とせなかった皮脂や汚れが酸化することで黄ばんでいき、更に臭いを強くしてしまうため、洗濯もしっかり行うようにしましょう。

自宅でできる下着の臭いを取る方法

ここからは自宅でも簡単にできる、下着の臭いを取る方法を紹介します。

洗剤・柔軟剤の選び方

下着の臭いを取る方法としては、洗剤や柔軟剤選びも大切になります。

下着は繊細な素材で作られているため、基本的にはオシャレ着洗剤や下着用洗剤を使用しましょう。

皮脂や汗は、洗浄力が弱い洗剤で洗っても繊維の奥に入り込んでしまっている場合には洗い落とせない場合があります。

臭いが気になる場合は、弱アルカリ性の洗剤を使用するのも1つの方法です。皮脂や汗は弱酸性であり、反対の弱アルカリ性で洗浄することによって性質が中和し、汚れが落ちやすくなります。また、汚れだけでなく消臭作用もあります。

しかし、上記でも解説した通り、基本的に下着はオシャレ着洗剤や下着用洗剤を使用することをおすすめします。弱アルカリ性は下着の素材を傷めてしまう原因にもなるため、臭いが気になった場合にのみ使用するなど、工夫して使用しましょう。

ブラジャーの臭いを防ぐ洗濯方法

ブラジャーは、肌に直接触れているため皮脂や汗が付着しやすいです。そのため、基本的には毎日洗濯することをおすすめします。

着用後はなるべく早く洗濯するようにしましょう。着用した夜には遅くても洗濯をすることが望ましいです。汗や皮脂が残った状態にプラスして湿った状態で放置してしまうと、雑菌が増えてしまい悪臭の原因になります。

また、ブラジャーは基本的には手洗いがおすすめです。臭いを防ぐ方法としては、ぬるま湯に適量の洗剤を入れて5分程度つけおいてから、汚れや気になる部分をつまみ洗いしましょう。

洗剤は残ってしまうと、臭いや黄ばみの原因にもなってしまうためしっかりすすぎましょう。

コインランドリーでできる下着の臭いを取る方法

下着の臭いがどうしても気になる場合には、コインランドリーを使用する方法もあります。

大前提として、下着はとても繊細なため、基本的には手洗いが1番良い方法とされています。そのため、洗濯機や乾燥機を使用する頻度は少ない方が、下着へのダメージは少ないです。

コインランドリーには、洗濯と乾燥が一体になった洗濯乾燥機が多く使用されています。特に乾燥機は一般的な家庭にあるタイプよりも、高温で乾かすことができます。家庭用は60℃前後が多いですが、コインランドリーは80〜120℃の高温になります。

下着などについた臭いの原因である菌は60℃以上で死滅すると言われています。そのため、コインランドリーで高温で乾かすことによって、下着についた菌を取り除くことができます。
参照：何とかしたい！洗濯物の生乾き臭

毎日を快適にする消臭機能付きの下着・インナー

臭いが気になる方に向けて、消臭機能付きの下着やインナーを紹介していきます。

消臭機能付きショーツ

消臭機能付きショーツとは、気になる臭いを吸着・分解することで臭いを軽減させる機能を持った下着です。特に生理中やおりものが気になる場合でも、抗菌作用や消臭作用があるため、快適に日常を過ごせるように作られたアイテムです。

楽ソフト6040 はきこみ深めショーツ
価格：￥4,400〜
生地にはニオイのもととなるアンモニアをすばやく消臭し持続する素材を使用しています。ウエスト部分は折り返し始末で締め付け感が少なく、楽なはきごごちです。カラーはパープルとベージュの2色になります。
商品詳細はこちらからご覧ください＞＞

楽ソフト6040 5分丈ボトム
価格：￥4,730〜
生地にはニオイのもととなるアンモニアをすばやく消臭し持続する素材を使用しています。ウエストもお腹まわりもゆったり楽々です。クロッチは3重仕立てです。
商品詳細はこちらからご覧ください＞＞

消臭機能付きインナー

消臭機能付きインナーとは、気になる体臭や汗の臭い、生乾き臭を消臭する機能を持ったインナーのことです。臭いの元となる菌の増殖を防ぐ機能や臭いを吸着・分解させる機能があります。

楽ソフト6040 袖なしトップ
価格：￥9,680〜
生地にはニオイのもととなるアンモニアをすばやく消臭し持続する素材を使用しています。ブラジャーなしで着られるカップ付きインナーです。バストになじんで楽な着ごごちです。お腹まわりはゆったりした設計です。
商品詳細はこちらからご覧ください＞＞

下着の嫌な臭い問題を解決して毎日をもっと快適に

本記事では、下着の臭いになる原因や予防方法を紹介しました。

下着は肌に直接触れるため、汗や皮脂がつきやすく、しっかりと対策や予防をしないと臭いの原因になってしまいます。

特に夏場や梅雨時期は、湿度が高くなりやすく菌も増殖しやすい環境になります。

快適に過ごせるように、下着の素材選びや洗濯方法も見直して臭い問題を解決しましょう。下着の臭いが気になる方は、紹介した消臭付きショーツやインナーもおすすめです。ぜひ参考にしてください。

本記事があなたのお役になれば幸いです。