ブラトップ (カップ付きキャミソール)とは?ブラジャーやキャミソールとの違いやメリット、種類などを解説!

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ブラトップに興味はあってもどんなものを選べばいいのかわからないと迷ってはいませんか。本記事はブラトップとブラジャーやキャミソール等との違いについて紹介していきます。また、ブラトップのメリットやデメリットについても解説していますので、どうぞ最後までご覧ください。

ブラトップ (カップ付きキャミソール)とは?ブラジャーやキャミソールとの違いやメリット、種類などを解説!
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ブラトップとは?ブラジャー・カップ付きキャミソール・インナーとの違い

ブラトップとはキャミソールなどのインナーとブラジャーが一体化した衣類のひとつです。

ブラジャーは主に胸を衝撃や下垂から守ることに特化した下着の一種で、バストを支える部分にワイヤーが入っているものもあります。

また、キャミソールやタンクトップ、半袖・長袖肌着などのインナーは、ブラジャーの上から着用することが一般的な下着の一種です。バストからお腹の辺りまでを覆うデザインとなっていることが多く、服からブラジャーが透けて見えないように防いでくれる効果もあります。

そして、ブラジャーの機能とインナーの機能を併せ持ったものをブラトップといい、販売メーカーによっては「カップ付きキャミソール」や「カップ付きインナー」と呼ばれています。

着用する時もインナーを着るように身につけることができるため、一般的なブラジャーのようにホックを留める手間がいらないこともブラトップの特徴の一つと言えます。

あなたは知ってる?ブラトップの種類について

ブラジャーとインナーの機能が一緒になったブラトップですが、色々な種類のものがあります。ブラトップの種類について以下に簡単に紹介していきます。

キャミソールタイプ
キャミソールインナーに胸を支えるカップがついたデザインのものです。肩紐がストラップタイプのものが多く、アジャスターがついているものはブラジャーと同様にストラップの調整が可能です。

タンクトップタイプ
タンクトップインナーにカップがついたデザインのものです。タンクトップは袖がなく、首や腕まわりが大きく開いた肌着になります。

半袖タイプ
半袖肌着にカップがついたデザインのものです。

長袖タイプ
長袖肌着にカップがついたデザインのものです。

キャミソールやタンクトップタイプは袖からインナーが見えにくいデザインのため、Tシャツや薄着になる夏場におすすめです。半袖タイプや長袖タイプは袖がないタイプのインナーが苦手の方や、秋冬などの肌寒い季節の防寒にもおすすめと言えます。

健康診断のレントゲン撮影時にブラトップを着用しても良い?

健康診断の際にレントゲン撮影をする際は、ブラトップは着用しないほうが無難と言えるでしょう。ブラジャーではホックやワイヤーの金属部分、アジャスターのプラスチック部分がレントゲン撮影の際に映り込んでしまう場合があるため、多くの病院などで着用しないことを注意事項として伝えられているようです。

ブラトップではゴムの締め付け部分等がレントゲン画像に映り込んでしまう場合があり、誤診を防ぐために着用しないことがおすすめです。判断に迷った時は、レントゲン撮影を受ける病院や施設に尋ねることが大切です。

ブラトップのメリット・デメリット!胸が垂れるって本当?

ブラトップの機能や種類についてご紹介してきましたが、ここからはブラトップのメリット・デメリットについて解説していきます。

夏にピッタリ?ブラトップのメリット

ブラトップのメリットは以下の3つになります。

①ブラジャーのような締め付けがなくて着心地も良く着替えも楽

ブラトップは一般的なブラジャーのようにホックがないことやワイヤーが入っていないものが多いため、締めつけられることが少なく楽に着用できることが利点です。また、ワイヤーやホックがないということで着替えやすいということもメリットとして挙げられます。

②インナーとブラジャーが一緒になっているので重ね着の必要がない

夏の暑い日は、汗でブラジャーやインナーが肌に密着することを不快に感じる方もいるのではないでしょうか。また、重ね着をすることで熱気がこもり暑さを感じやすくなってしまう場合も考えられます。ブラトップであればブラジャーとインナーが一体化しているため、重ね着の必要がなく暑い夏でも快適に過ごすことができます。

③デザインによってはトップスとして着ることができる

ブラトップの中にはデザイン性に優れたものもあり、下着のみならずトップスとして着用できるものもあります。普段使いはもちろんのこと、スポーツやフィットネスの際にもトップスとして活用することができるでしょう。また、夏の暑い日にタンクトップやキャミソールタイプのブラトップ一枚だけで過ごすことで、体感的にも見た目にも涼しげになることが期待できるでしょう。

バストが垂れるかも?ブラトップのデメリット

ブラトップの主なデメリットは以下の2つが挙げられます。

①バストの下垂や形の崩れにつながる場合がある

ブラトップはブラジャーと比べてワイヤーが入っていないものが多く、バストを支える力が弱い傾向にあります。そのため、揺れや衝撃で胸を支えるクーパー靭帯が伸びたり切れたりすることで、バストの垂れや形の崩れにつながる場合があると言われているため注意が必要です。最近ではバストを支える機能やバストの形を維持してくれる機能に優れたブラトップもあるようです。

②ブラジャーよりも生地が伸びやすく洗濯方法によっては型崩れしやすい

ブラトップはブラジャーとインナーを一体化させた衣類の一つですが、形状の特性のためかブラジャーよりも生地が伸びやすいようです。また、洗濯方法を間違うと型崩れしやすい傾向にあり、注意が必要です。本記事では、型崩れしにくい洗濯方法や干し方やたたみ方を後述していますので参考にしてみてください。

胸の大きい人も小胸の人も必見!バストが垂れないおすすめの使い方

ここからはブラトップの正しい着用方法について解説していきます。以下の手順で正しく着用することで、バストの形をきれいに保つことが期待できるでしょう。

1. ボトムスを履くように襟ぐりの部分から両足を通します。

2. 肩紐部分ではなく、生地部分を持って引き上げます。

3. アンダーゴムの位置を調整して肩紐を肩にかけます。

4. 少し前屈みになり、手を使って脇や背中からバストを引き寄せてカップの中でバストの形を整えます。

一般的なインナーでは上から被ることが多いのですが、ブラトップは下からボトムスを穿くように着用します。この時、肩紐部分を引っ張り上げるとストラップが伸びたり切れる原因になりますので注意が必要です。

小胸の方にもぴったり!しっかり支えるブラトップ

小胸の方でバストサイズを大きく見せたい場合には、胸をしっかりホールドしてくれるブラトップを着用することがおすすめです。ブラトップの中には胸のボリュームアップや立体的なバストを演出してくれる製品もあるようですので、ご自身の悩みにあった製品を選ぶことが大切です。

【袖なし&あり】ブラトップ(カップ付きインナー)のおすすめをご紹介

ここからはおすすめのブラトップをご紹介していきます。おすすめの商品をご紹介する前に、ブラトップのサイズ選びについて解説していきます。ブラトップなどのインナーのサイズはトップバスト(バストの一番高いところ)のサイズを基準に決めることが多いようです。

以下はトリンプ公式サイトのサイズの基準を表にしたものになります。

ブラジャーのサイズ

参考:下着のサイズ

【袖なしタイプ】

スロギー ゼロフィール(R) 綿混 キャミソール

スロギー ゼロフィール(R) 綿混 キャミソール
価格:¥6,050〜
オーガニックコットンを生地に使用したシンプルなデザインの無縫製(シームレス)ブラトップ(カップ付きインナー)です。ボリュームアップパッドを使用しているため、バストを大きく見せたい方におすすめの製品となります。さらに吸水速乾機能があり、快適です。キャミソールタイプでスラップにはアジャスターがついているため、長さ調節が可能です。

スロギー エバーインフューズド (ビタミン加工) カップ付きキャミソール

スロギー エバーインフューズド (ビタミン加工) カップ付きキャミソール
価格:¥6,930〜
ストレッチ性能がある生地を使用しており、身体によくフィットしてくれます。カップはボリュームがないタイプで自然なバストの形を演出してくれます。素材にビタミン加工をしているのが特徴です。

スロギー エバーインフューズド カップ付きキャミソール

スロギー エバーインフューズド カップ付きキャミソール
価格:¥6,930〜
伸びの良い生地を使用し、身体へフィットして快適に着用できるブラトップ (カップ付きインナー)です。カップはボリュームなしタイプなため、大きな胸で胸を小さく見せたい方におすすめです。素材にアロエ加工をしており肌触りが良いことも特徴になります。

【袖ありタイプ】

コットン100% カップ付きインナー5240 3分袖トップ

コットン100% カップ付きインナー5240 3分袖トップ
価格:¥5,170〜
綿100%の生地を使用した肌触りが良い、半袖タイプのブラトップ(カップ付きインナー)です。生地にスクワラン成分(保湿成分)を使用しています。デコルテラインの開きが少し小さく、首元が開きすぎるのが苦手な方でも安心して着用できる製品です。

紹介した商品は一部となります。カップ付きのインナーをお探しの方はこちらもぜひご覧ください。

型崩れしない!ブラトップの正しい洗い方や干し方、たたみ方

最後に、ブラトップの正しい洗い方や干し方、たたみ方について解説していきます。ブラトップを長く愛用していただくためにも正しい方法でお手入れしていただくことがおすすめです。お手入れの前に、必ずインナーラベルを見て、正しい取扱い方法をご確認ください。

ブラトップの正しい洗い方

洗う時のポイントは以下になります。

  • パッドが入っている時は外しましょう
  • 色移りなどを避けるため、色や素材で分けて洗うことが大切です
  • 洗濯機で洗う場合はネットを使用しましょう
  • 洗剤は塩素系でなく中性洗剤を使用することが大切です

ブラトップにワイヤーが使用されているものは型崩れを防ぐため、手洗いがいいでしょう。また、洗濯機の使用ができると表示されているものでも下着は単独で洗いましょう。洗濯機のモードは「弱」や「ドライ」などのコースを使用するのが望ましいです。

ブラトップの正しい干し方やたたみ方

ブラトップの正しい干し方やたたみ方

ブラトップに限らず、下着を干すときは脱水後すぐに干すことが大切です。タオルなどで挟んで水分を拭き取ったあと、カップ部分の形を整えてインナー部分のシワを伸ばしてから干しましょう。干す時は風通しの良い日陰に干してください。

ブラトップを収納する際のたたみ方は、カップ部分をつぶさないようにたたむことがポイントとなります。カップ部分の型崩れに気をつけ、肩紐部分などを内側に折り込んで長方形になるように三つ折りにたたむことがおすすめです。

参考:下着をきれいに保つ干し方&しまい方

ブラトップの寿命

着心地が良い下着などは長く使い続けたいものですが、ブラトップをはじめ下着は洗濯しているうちに生地が伸びたり劣化してきます。ブラトップを新しく買い替えるタイミングとしては、着け心地がかわった時や着けて違和感を感じた時が買い替え時です。例えば、カップ部分のアンダーゴムが伸びてフィットしなくなること等が挙げられます。また、肩紐部分が伸びてアジャスターを調整しても肩からずり落ちてしまうことも買い替えるタイミングと言えます。

このように、ブラトップの着けごこちが変わった時、着けて違和感を感じたときが買い替え時と言えます。

ブラトップとブラジャーなどとの違いやメリット・デメリットなどについて解説しました。ブラトップは重ね着の必要のないインナーで、これからの暑い夏にもおすすめです。ご購入を検討されている方へ本記事が少しでも参考になれば幸いです。