本記事ではマタニティブラをお探しの妊婦さんへ、普通のブラとの違いやマタニティブラを着用するメリット、マタニティブラを選ぶポイントについて詳しく解説しています。記事後半では妊婦さんにおすすめのブラをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
妊娠中は、ホルモンバランスや体型の変化により、バストにも影響が現れることがあります。
そのため、妊娠前に使用していたブラジャーが合わなくなったり、締めつけや不快感をする方も少なくありません。
こうした妊娠期特有の身体の変化に配慮して設計されているのが、妊婦さん向けのブラ(マタニティ向けブラ)です。
ここでは、一般的なブラジャーとの違いや特徴、代表的な種類についてご紹介します。
一般的なブラジャーは、妊娠前の体型を基準に、バストを安定して支えることを重視した設計になっています。
そのため、サイズや体型の変化が大きい妊娠中には、締めつけや違和感を覚えやすくなることがあります。
一方でマタニティ向けブラは、妊娠中に起こるバストサイズやアンダーバストの変化を前提に作られており、身体の状態に寄り添った設計になっています。
以下は、普通のブラとマタニティ向けブラの違いを分かりやすく表にまとめたものです。
| 普通のブラ | マタニティ向けブラ | |
|---|---|---|
| 素材 | 安定感を重視した素材が中心 | 吸湿性や通気性、保温性に優れた肌触りがやさしい着けごこちのよい素材 |
| アンダー部分 | しっかり支える設計 | 締めつけを抑える、調節できる機能があることが多い |
| ワイヤー | 多様なタイプがあり、ワイヤー入りのものが主流 | ノンワイヤーが多い |
| カップ | バストを包み込みながら形を整え、安定して支える設計 | 授乳しやすいようにカップが開閉できたり、授乳パッドが入れられるポケットがある |
| ブラジャーの設計 | 女性の体型・サイズを基準に設計 | 妊娠から産後の体型変化・サイズ変動を前提に設計 |
| サイズ変化への対応 | サイズ変化が少ないことを想定 | 産前から産後までのバストの変化に対応できる |
妊娠中は体調や体型の変化が起こりやすいため、今の身体に合ったブラを選ぶことが、快適に過ごすためのポイントになります。
マタニティ向けブラには、妊娠中の生活シーンや体調の変化に合わせて選べる、さまざまな種類があります。
代表的なのが、ワイヤーの入っていない「ノンワイヤータイプ」です。
ワイヤーによる圧迫感が少なく、妊娠中のバストを自然な形でやさしく支えてくれるのが特徴で、日常使いはもちろん、リラックスタイムにも取り入れやすいタイプで、初めてマタニティ向けブラを選ぶ方にも適しています。
また、ブラトップタイプ(カップ付きインナー)は、ブラとインナーが一体化しているため、着脱がしやすく、締めつけ感が少ない点が魅力です。
お腹周りまでカバーできるデザインも多く、妊娠中の身体をやさしく包みこみたい方におすすめのタイプといえるでしょう。
妊娠中に「ブラのアンダーが苦しい」「胸が張って痛い」と感じるのは、決して珍しいことではありません。
ここでは、妊娠中にブラのアンダー部分がきつく感じたり、バストが張って痛みを感じたりする主な理由について解説します。
妊娠中期以降になると胎盤が完成し、赤ちゃんの成長が本格的に始まります。
それに伴い、子宮が大きくなって上へ持ち上がり、胃や横隔膜などの内臓も一緒に押し上げられるようになります。
このように身体の内側の位置関係が変わることで、胸まわり全体が広がりやすくなり、結果としてアンダーバストがきつく感じられることがあります。
参照:妊娠経過に伴う乳房の発育状況と泌乳との関係
妊娠12週ごろからは「エストロゲン」や「プロゲステロン」といった女性ホルモンの分泌が活発になり、これに伴って乳腺が発達し、バストサイズが大きくなりやすくなると言われています。
さらに、妊娠24週前後から出産までの期間にかけて、再びバストが大きくなる傾向があることも報告されています。
このように、妊娠中のバストサイズは短期間のうちに段階的な変化を繰り返すため、同じブラジャーを着用していても「アンダーやカップ部分が苦しい」と感じやすくなることがあります。
参考:妊娠経過に伴う乳房の発育状況と泌乳との関係
妊娠中は、赤ちゃんに栄養や酸素を届けるため、全身の血液量が増加するとされています。
妊娠前と比較すると、血液量は約45〜50%増加するといわれています。
血流量の増加により、バスト周りの皮膚は普段よりも敏感な状態になりやすく、わずかな摩擦や締めつけでも刺激として感じやすくなります。
その結果、かゆみやチクチクとした痛み、不快感につながることがあります。
参照:妊娠期の生理学的変化
妊娠中は、赤ちゃんや羊水を含めた循環血液量が増加することに加え、妊娠中に分泌されるホルモンの影響で血管が拡張しやすくなります。
その結果、体内に水分が溜まりやすくなり、むくみが起こりやすい状態になります。
実際、妊娠中のむくみは多くの妊婦さんにみられる生理的な変化とされており、健康な妊婦さんでも高い頻度でむくみが起こることが分かっています。
参照:妊婦のむくみを下肢に限局したSBIA法で解明する
このようなむくみの影響により、日によってバスト周りのサイズ感が変化し、昨日までは問題なかったブラが急にきつく感じることもあります。
そのため、アンダー部分を調整しやすいブラや、締めつけの少ない設計のブラを選ぶことが、妊娠中を快適に過ごすためのポイントとなります。
「妊娠中も、これまで使っていたブラジャーで十分ではないか」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、妊娠中はホルモンバランスや体型の変化により、バストの大きさや張りなど、その状態が大きく変化しやすい時期です。
こうした変化を考慮せずに通常のブラジャーを使い続けると、締めつけによる不快感や違和感を覚えやすくなり、結果として身体への負担につながる可能性もあります。
ここでは、妊婦さんがマタニティ向けブラを着用することで得られる、具体的なメリットや効果についてご紹介します。
妊娠中は、授乳に備えて乳腺が発達し、短期間のうちにバストサイズが変化することがあります。
そのため、妊娠前のサイズを基準に作られたブラジャーでは、カップやアンダー部分に窮屈さを感じやすくなることがあります。
マタニティ向けブラは、こうしたバストの変化を前提に設計されているため、バストを無理なく包みこみ、自然な形で支えることができます。
締めつけを最小限に抑えながらも、必要なサポート力を確保することで、バストにかかる負担を軽減し、日常生活をより快適に過ごしやすくなる点が大きなメリットといえるでしょう。
ワイヤーはバストを支える役割がありますが、身体の変化が大きい妊娠中は、圧迫感や違和感につながる場合があります。
そのため、マタニティ向けブラの多くは、ワイヤーの入っていない「ノンワイヤー設計」を採用しています。
ワイヤーによる締めつけが少ないことで、妊娠中に変化しやすいバストの張りやむくみにも対応しやすくなり、圧迫感や不快感の軽減につながります。
妊娠中はホルモンの影響により肌が敏感になりやすく、普段は気にならない刺激でも、かゆみや赤みが出ることがあります。
実際に行われた研究でも、女性ホルモンの変動が、かゆみの感じ方に影響を与える可能性があることが報告されています。
参照:女性は「かゆみ」に敏感?-女性ホルモンの変動により「かゆみ」の感じ方が変わるしくみを解明-
そのため、妊娠中はチクチク感やかゆみなどの違和感を覚えやすく、ブラジャーの素材や縫製が着けごこちに大きく影響します。
「綿混素材」や縫い目が当たりにくい「シームレス設計」など、肌あたりを重視したブラを選ぶことで、日常のストレスを軽減しやすくなります。
マタニティ向けブラにはこうした状態に配慮した設計のものが多く、長時間着用しても違和感が出にくい点が特徴です。
妊娠中はバストの重さが増すことで、無意識のうちに前かがみの姿勢になりやすくなる場合があります。
姿勢が崩れると、肩や背中への負担が増え、疲れやすさや違和感につながります。
マタニティ向けブラでバストを適切に支えることで、バストの重さを分散しやすくなり、肩や背中への負担を軽減する効果が期待できます。
マタニティ向けブラは、妊娠の時期やバストの変化に合わせて適したタイプが変わっていきます。
マタニティ向けブラを用意する時期には個人差があり、妊娠初期から着用を検討する場合もあれば、着用時に違和感を感じ始めたタイミングで切り替える場合もあるようです。
妊娠初期から着用を検討する方の場合は、妊娠2ヶ月頃からマタニティ向けブラを着け始める方もいるようです。
なお、着用頻度や洗濯のタイミング、体調の変化によって異なるため、無理のない範囲で準備することが大切です。
ここからは、妊娠の時期別の身体の特徴を踏まえながら、マタニティ向けブラ選びのポイントをご紹介します。
妊娠初期は、見た目の体型変化はまだ少ないものの、ホルモンの影響によって乳腺が発達し始め、バストの張りや違和感を感じやすくなる時期です。
参照:妊娠中からおっぱいは作られている!!
この段階では、締めつけの少ないノンワイヤータイプや、伸縮性の高い素材のブラを選ぶことで、急なサイズ変化にも対応しやすくなります。
着けごこちを重視し、日常生活の中で無理なく使えるタイプを選ぶことがポイントです。
妊娠中期になると、乳腺の発達や血液量の増加により、バスト全体のボリュームがさらに増すと考えられています。
この時期は、アンダー部分の調整ができるタイプや、ホールド感のある設計のブラを選ぶことで、快適さと安定感の両立がしやすくなります。
体調や体型の変化に合わせて微調整できるブラは、妊娠期間を通して使いやすい点もメリットです。
妊娠後期はお腹が大きくなり、少しの締めつけでもストレスを感じやすいことがあります。
特に就寝時は、仰向けではお腹の重みで苦しさを感じやすく、横向きで眠る妊婦さんも多くなるようです。
そのため、抱き枕を使用して体勢を安定させながら休む方も少なくありません。
このような睡眠時の姿勢変化により、バストが横に流れやすくなることもあるため、締めつけ感を抑えつつ、寝返りを打ってもバストをやさしく包みこむ「ナイトブラ」のようなアイテムを取り入れるのも1つの方法です。

産後は授乳が始まることで、バストの張りや大きさが日々変化します。
そのため、カップを簡単に開閉できる授乳対応タイプや、頻繁な着脱に対応できる実用性の高いブラを選ぶことが大切です。
授乳のしやすさと着けごこちのバランスを考慮し、無理なく使い続けられるブラを選ぶことが、産後のバストを支えるポイントになります。
妊娠中にブラを着用する際は、見た目の変化だけでなく、ホルモンの影響によるバストの張りや肌の敏感さ、むくみなど、身体の内側の変化も起こりやすい点を踏まえることが大切です。
ここでは、妊婦さんがブラを着用する際に気をつけたいポイントをご紹介します。
妊娠中は、授乳に備えて乳腺が発達しやすく、バストサイズが短期間で変化することがあります。
サイズが合わないブラを着用し続けると、カップやアンダーの圧迫につながり、張りや痛み、違和感の原因になりやすいため、定期的にフィット感を見直すことが重要です。
「ブラがきつい」「ワイヤーやゴムが当たって痛い」と感じた場合は、無理に着用を続けず、サイズやブラのタイプを見直すようにしましょう。
就寝時は身体を休めることが最優先となるため、日中用のブラよりも、締めつけの少ないナイトブラやリラックス用のブラに切り替えるのがおすすめです。
妊娠後期は横向きで眠る方も多く、寝返りによってバストが横に流れやすくなるため、やさしく包みこみ、かつ圧迫感の少ないタイプを選ぶと、違和感を軽減しやすくなります。
睡眠中の強い締めつけは負担につながる可能性があるため、肌当たりや伸縮性を重視し、着けていて苦しくないものを選ぶことがポイントです。
妊娠中は、その日の体調やむくみの程度によって、同じブラでもきつく感じたり、逆にゆるく感じたりすることがあります。
その場合は無理をせず、体調に合わせてブラのサポート力を調整することが大切です。
たとえば、外出時はホールド感のあるタイプ、在宅時は締めつけの少ないタイプと使い分けることで、快適さを保ちやすくなります。
妊娠中はホルモンの影響で肌が敏感になりやすく、普段は気にならない縫い目やタグ、ゴムの当たりが刺激になることがあります。
そのため、やわらかい素材で肌当たりの良いものや、縫い目の違和感が少ないものを選ぶと安心です。
ブラジャーを購入する際は、できる限り試着を行い、肌に当たりやすい部分がないかを確認したうえで、着けごこちの良さを優先しましょう。
妊娠中のバストは乳腺の発達やむくみ、体型の変化など、さまざまな要因によって状態が変わりやすくなります。
そのため、妊娠期のバストに配慮した設計のブラを選ぶことが、ここちよく過ごすための大切なポイントになります。
ここからは、妊婦さんの身体の変化に寄り添いながら、快適な着けごこちとサポート力の両立を目指したブラジャーをご紹介します。
※記事に掲載されている商品価格はセールなどにより価格が変更になる場合がございます。正確な商品価格は商品詳細ページからご確認ください。

価格:¥4,620~(税込)
オーガニックコットン55%生地を使用したナチュラルな風合いの無縫製ハーフトップブラです。ネックライン、背中ともにVタイプですっきりとした軽い着けごこちです。取り外し可能なオリジナルボリュームアップパッドを使用しています。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥4,070~(税込)
綿混素材の無縫製のカップ付きハーフトップです。生地端が切りっぱなしなので、アウターにひびきにくいです。吸水速乾機能、汗に対する消臭機能があります。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥4,290~(税込)
天然保湿成分(スクワラン)をレーヨンに練りこんだ素材を使用しています。身生地はベア天竺を使用しているので、伸縮性があります。肌あたりが気になるカップ接ぎ合わせ部分、縫製糸が少ない仕様です。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥4,180~(税込)
接着技術を使用した、縫い目がないハーフトップブラです。身生地に通気性と速乾性に優れた素材を使用しているため、快適な着けごこちです。ストラップにアジャスターがついているので、長さの調節が可能です。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥3,850~(税込)
接着技術を使用した無縫製のハーフトップブラです。身生地は吸水速乾機能があり、ふんわり柔らかな肌あたりです。パッドは取り外し可能です。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥4,950~(税込)
伸びの良い成型編素材が身体にフィットし、快適な着ごこちを表現したシリーズです。編地の変化で生地のパワーをコントロールし、必要な部分をしっかりサポートします。ストラップにアジャスターがついているので長さの調節が可能です。素材にカモミール加工を施しています。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥4,950~(税込)
伸びの良い成型編素材が身体にフィットし、快適な着ごこちを表現したシリーズです。編地の変化で生地のパワーをコントロールし、必要な部分をしっかりサポートします。ストラップにアジャスターがついているので長さの調節が可能です。素材にアロエ加工を施しています。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥5,280~(税込)
伸縮性に優れたソフトで肌にやさしい素材です。フロント部分のクロスがバストを整え、美胸をキープします。クロスの作用でバストを左右に流れにくくしてくれます。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥2,860~(税込)
非常に伸びの良い素材を使用し、1サイズでSサイズからLサイズまでフィットする、軽い着用感のブラレットです。薄く伸びの良いレーヨン混素材を使用し、やわらかくなめらかな肌ざわりです。生地端は折り返し仕様でくいこみにくいです。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥8,250~(税込)
ラットな仕様の端にストライプデザインをあしらったメッシュ素材が、スマートな美しさを演出します。軽く、通気性の良いスペーサーパッドを使用しています。ストラップにアジャスターがついているので長さの調節が可能です。
商品詳細はこちらからご覧ください

価格:¥4,290~(税込)
オリジナルのクッションパッドで、きれいなバストラインをキープします。接着技術を使用した無縫製のハーフトップブラです。身生地は吸水速乾機能があり、ふんわり柔らかです。
商品詳細はこちらからご覧ください
本記事では妊娠中でブラをお探しの方へ、マタニティブラを着用するメリットやおすすめ商品を詳しく解説しました。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。